スクウェア・エニックス、大幅減益を受け「再起動の3年間」計画を発表「確かな面白さ」を届ける「量から質」への転換

by 徳永浩貴

5月13日 発表

スクウェア・エニックスは5月13日、2025年3月期から2027年3月期にかけての新中期経営計画資料を公開した。

これは本日5月13日に発表された2024年3月期決算の発表に合わせて公開されたもの。スクウェア・エニックスの2024年3月期決算(2023年4月1日〜2024年3月31日)では純利益が前期比69.7%減となるなど大幅減益。これを受け、立て直しともとれる各事業における戦略計画について説明する資料となっている。

この資料では長期ビジョンおよび新企業理念体系や、DE(デジタルエンタテインメント)事業の開発体制最適化による生産性向上、経営基盤のさらなる安定化に向けた各種施策の導入についてなどが掲載。さらに、2027年3月期の連結営業利益率15%を目指すといった具体的な財務目標値も明かされている。

開発体制最適化の項目では“「確かな面白さ」を届ける「量から質」への転換“、“スクウェア・エニックスならではの「面白さ」を届けるタイトル開発への注力“、といった文面もみられ、新たな企業体制を整えていく姿勢がみられる。

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