帰宅ラッシュの時間帯を迎えたJR千葉駅前。
雨が強くアスファルトを打ちつけていて、ほとんどの人が屋根の下に入ってぬれないようにしたまま駅構内へと向かっていた。
朝から雨が降り続いた、神奈川・横浜市のJR桜木町駅前。
日中は時折強い雨も吹く、荒れ模様の天気となった。
傘が一瞬で壊れ走り出す人や、屋根の下で雨をしのごうとする人が相次いだ。
突風にあおられ、子どもの傘も壊れてしまった。
雨脚は夕方になるにつれ、さらに強まり、傘を押さえながら歩く人の姿が多く見られた。
そして午後4時過ぎ、東京・お台場でも雨が降り、通りでは強風に耐えながら傘を斜めにして歩く人の姿が見られた。
12日、西日本に大雨をもたらした前線が通過した影響で、13日朝から関東や東海は大雨となった。
午前10時ごろの千葉・市原市には、横殴りの雨の中を走るランナーの姿があった。
雨の中ランニングをする人「毎日走るのでびちょびちょです。ワークマンの防水シューズで1980円。(ぬれない?)いやもうびちょびちょです。無理です絶対、この雨では」
車が大きな水しぶきを上げて走っていたのは、市内の幹線道路。
くるぶしのあたりまで水が達した歩道。
高速道路の高架下に移動すると、高架からあふれた雨水が激しい勢いで地面に落ち、一帯が水浸しになっていた。
13日朝、千葉・成田市では、暴風をともなった雨が激しい音を立てて屋根をたたいていた。
その後、一時雨は上がったものの、市内を走る国道409号線が冠水。
湖のようになった道路を車は慎重に走っていた。
大きな白波が岸壁に打ち寄せていたのは、千葉・銚子市の犬吠埼。
観光名所の灯台は見学中止となり、韓国から来た観光客は、がっくり。
韓国からの観光客「飛行機の日程があるので来てみたらこういう(事態で)...」
静岡市では、午後5時までの24時間雨量が126.5mmに達し、2024年一番の大雨となった。
首都圏などでは、このあともしばらく雨が降る予想で、交通機関の運行状況などに注意が必要となる。