シンガポールの学生が青森の魅力を海外に㏚へ 3週間留学通じて観光資源や地域産業などを学ぶ

シンガポールの大学生が、青森県やむつ市への短期留学を通じて青森の魅力を知り、海外に向けてPRするプロジェクト。13日に、青森に到着した学生たちの歓迎会が開かれました。

青森県に到着したシンガポール国立大学の12人の学生たち。県とむつ市が、県産品の販路拡大やインバウンドの促進を目指す事業「Aomori Global Advance Project」の一環で訪れました。

レセプションでは、海峡サーモンの刺身やシャモロックのせんべい汁といった県産食材を使った料理が用意され、およそ3週間の留学を歓迎しました。

最初の1週間はむつ市以外の県内の観光地などを巡り、その後の2週間はむつ市に滞在しながら地域産業について学びます。

帰国後は、シンガポールの企業でインターンシップを行い、県やむつ市をPRし販売戦略などを実践するということです。

青森に初めて訪れた4年生のタン・ジインさんは、大学入学後、およそ3年間日本語を学んでいます。

【シンガポール国立大学4年 タン・ジインさん】
「魚とか、シンガポールにはあまり見つからないので、高いので食べる機会が少ないので楽しみにしています」
「青森の魅力をシンガポールの皆様に伝えてみたいと思います」

【むつ市 山本知也市長】
「今回青森県庁さんと連携してやる事業になっていまして、青森県全域をシンガポール国立大学の皆さんに見ていただけますので、青森県の魅力がシンガポールにしっかりと伝わればいいなというふうに感じております」

© 青森朝日放送