地元の親子が感激「涙出ちゃいそうです」 大谷翔平を起用、JALの「母の日」広告が「素敵」

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

花巻駅と花巻空港の2箇所で18日まで限定公開

ドジャースの大谷翔平を起用したJALの「母の日」広告が岩手県・花巻駅と花巻空港の2箇所で18日まで限定公開され、話題を呼んでいる。

JALは2018年から大谷をサポート。大谷が野球に没頭した岩手・花巻エリアが野球の原点であり、母に対する感謝の意を伝える場所として相応しいと考え、このエリアでの広告が実現した。

今や世界を舞台に活躍する大谷だが、幼少期は母の支えがあって野球に打ち込むことができ、全ての子どもが母に対して感謝を伝えるアイコンとして今回の起用となっている。広告には、大谷がユニフォーム姿で振り向く姿とともに、「今日、野球ができることを 母に感謝します」との文字が記載されている。

さらに、もう1つの広告デザインには「5月12日。僕は、今日も野球をしています。たとえ、僕がカーネーションを抱え、空を飛んで会いに行っても、母は喜ばない。試合に、練習にいかなくていいの?そんな顔をするでしょう。だから代わりに僕はホームランを打ちたい。空を超えて届くボールが、あの頃みたいに母を笑顔にしてくれる。そう願って」とカーネーションに白い文字で描かれた、母へのメッセージとなった。

ネット上では「母以外も多分笑顔」「親孝行な息子」「どんなプレゼントより素敵な言葉」「素晴らしいアイデア」という声があがっている。

【広告掲出場所】

・花巻駅(掲出期間:5/12~18)
・花巻空港(掲出期間:5/12~18) ※サイネージ広告
・岩手日報(掲出日:5/12)

【駅利用者の声】

花巻東高校の生徒「大谷選手が高校の先輩というのが誇らしいです。努力家で自分だけでなく周りにも親切なところに憧れています。私たちもダンス部の大会が控えているので、優勝してお母さんに恩返ししたいと思います」

地元の親子「お子様:地区野球をやっていて、大谷選手はヒーローです。今日はお母さんに家事のお手伝いとかします! お母さま:メッセージに感動しました。涙出ちゃいそうです」

30代男性「大阪から旅行できたのですが、いいタイミングで広告が見られてラッキーでした。小さいころ野球をしていたので、僕にとって大谷選手は特別な存在です。(広告の)メッセージのように、ホームラン打ってほしいし、きっと打ってくれると信じています」ENCOUNT編集部

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