奈良トヨタ Wミゼット完成披露式

奈良トヨタなどが整備技術の継承などを目的にレストアしたかつての人気車が13日、お披露目されました。

披露されたのは1960年式と1965年式、2台のミゼットです。ミゼットは、ダイハツ工業が生産していた三輪自動車で、今回、奈良トヨタと奈良ダイハツの合同プロジェクトでレストア・復元しました。部品も希少なものが多く、自分たちで作成するなど苦労したといいますが、技術を結集し、半年から1年かけて蘇らせました。奈良トヨタでは2004年から自動車文化の醸成と整備技術の継承を目的にレストア事業に取り組んでいて、今年で20周年を迎えました。

奈良トヨタ株式会社・代表取締役社長・菊池攻さん

「2代目のコロナを最初オーナーさんに頼まれて、車を愛される気持ちにこたえようと思ってやった1台がここまで拡大するとは思いませんでしたし、これからも技術の継承とファンのためにどんどん発展させていきたいと考えています。」

このあとレストアプロジェクト20周年を記念し、菊池社長が運転するスープラや最初に復元された2代目コロナなど8台が連なり、奈良トヨタの賢島研修所に向け出発しました。

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