エディオンピースウイング広島で旗掲出のポール落下 吊っていたワイヤが切れる 15日の鹿島戦は同場所に掲出せず

11日、広島市のサッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」で、チームの旗などを掲げるポール=バトンが落下した問題で、バトンを吊っていたワイヤが切れていたことがわかりました。

11日午後3時過ぎ、サンフレッチェ広島レジーナの試合中、旗などを掲げる長さ15m、重さ70㎏のステンレス製のバトンが、高さ40mから観客席に落下しました。けが人はいませんでした。

12日に行われた調査で、バトンが落下した原因が明らかになるまでには2週間程度かかるということですが、広島市によりますとバトンを吊っていた直径4ミリのワイヤーが切れていたということです。

13日午前も、スタジアムの建設業者が天井の照明やスピーカーを固定しているボルトに不具合がないか、目視で点検しましたが、広島市によりますと問題は無かったということです。

エディオンピースウイング広島では、15日、鹿島アントラーズとの試合が予定されています。

サンフレッチェは試合は予定通り開催し、フラッグについては落下した吊りバトンを設置していた場所での掲揚はしないということです。別の掲揚場所は現在検討中としています。

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