アウダ、ハミルトンら4人自由交渉/ワッツ、残留へ交渉継続

 プロバスケットボールBリーグ2部(B2)青森ワッツは13日、PFパトリック・アウダ(34)、SF・PFジョーダン・ハミルトン(33)、PFイージェイ・モンゴメリー(24)の外国籍3選手と、SFホール百音(もね)アレックス(24)の自由交渉選手リスト公示を発表した。クラブは残留に向けて4選手と交渉を続ける。

 チェコ出身のアウダはポーランドやスペインなどのリーグを経てB1のBC横浜から今季ワッツに加入。持ち味であるインサイドの強みを十二分に発揮し、レギュラーシーズン(RS)は全60試合中58試合に出場。リーグ4位となる1試合平均19.0得点を挙げた。

 米国出身で、米プロNBAでもプレー経験のあるハミルトンは、今季開幕直前に移籍した他の外国籍選手の穴を埋める形で加入。RS56試合に出場し、リーグ2位の1試合平均20.8得点、同4位の平均10.4リバウンドを挙げるなど大車輪の活躍を見せた。

 モンゴメリーは米国出身。ケンタッキー大学では主力として活躍し、ワッツには昨季加入。今季RSは54試合に出場し、1試合平均12.5得点、6.9リバウンド。献身的なリバウンドと豪快なダンクシュートでブースターを沸かせた。

 埼玉県出身のホールは地元の昌平高卒業後に渡米、その後は横浜BCやB2越谷などでプレーし、昨季ワッツに加入。今季はRS60試合全てに出場、このうち54試合でスターターを務めた。1試合平均6.6得点を挙げ、勝負どころでの3点シュートや激しい守備も光った。

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