岐阜県北東部に広がる高原郷(たかはらごう)の自然や町並みなどを描いた飛騨市出身の洋画家の作品展が、飛騨市美術館で開かれています。
飛騨市古川町の飛騨市美術館では、地元神岡町出身の洋画家 上葛明広(うえくず・あきひろ)氏が手掛けた油絵約40点が、展示されています。
館内には、高山市奥飛騨温泉郷から飛騨市神岡町に広がる高原郷の雄大な山々が織りなす自然風景や町並みなどの作品が4つの章に分かれて紹介されています。
第一章「拡(ひろ)がる記憶」の、スーパーカミオカンデをイメージした「地底の宙(そら)」と題した2作品や、第二章「水(みず)浅葱(あさぎ)色」の、高さ約2.6メートル幅5.6メートル余りの巨大なキャンバスに描かれた「焼岳」などが目を引きます。
※飛騨市出身の洋画家 上葛明広さん
「私のふるさと神岡町の自然風景を中心に高原郷の作品を展示しています、ぜひご覧ください」
この作品展は8月4日まで開催され、7月7日には水彩画教室が開かれます。