『移動型ファミマ』万博工事現場にオープン 「往復40分かかってたので助かる」 工事に合わせ販売場所を変えることも可能

大阪・関西万博の工事現場にコンビニエンスストアで初となる移動型の無人店舗がオープンした。

13日、万博会場の「夢洲」でオープンしたファミリーマートの移動型無人トレーラー店舗。

約280種類の商品を取り揃えていて、セルフレジによって無人で営業することができ、さらに取り付けられたソーラーパネルで、店舗の電力を賄うことができる。

記者リポート:なんとこのコンビニエンスストア、店舗ごと移動することができるんです。

車で牽引して店舗を移動させることで、工事の進捗に合わせて販売場所を変えることができる。なぜ、万博の工事現場に移動式のコンビニを導入したのだろうか?

現場にはこれまでも店舗はあったが数は少なく、場所によっては作業員が1キロ以上移動し時間がかかっていたのだ。

そんななか、コンビニとして初となる移動型の無人店舗がオープン。早速利用した人は…

利用者:中華そばとお好み焼きスティックを買いました。ちょっとお昼に食べます。便利です。ちょっと小腹すいたときとか、お菓子買いに行けないなとか思ってたんで。

利用者:(近くの店舗まで)15~20分、帰ってきたら(往復で)30~40分かかる。限られた昼の休憩時間なので、なかなか難しいですよね。毎日使いたいと思います。

ファミリーマートは今後、被災地や買い物が困難な地域への展開も予定している。

(関西テレビ「newsランナー」5月13日放送)

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