【新たな防護楯を導入】『仙台空港アクセス線』の列車内で刃物を振り回す不審者への対応訓練(宮城)

『仙台空港アクセス線』の列車内で刃物を振り回す不審者に対応するために、新しい楯を使った訓練が行われた。

『仙台空港アクセス線』の運転士や職員が持つのは、今回新たに導入された防護楯。

透明な強化プラスチック製で、取り回しが良く力を入れやすい頑丈な取っ手がついている。

相手の動きが見えるため、対処がしやすくなるのが特長で、13日は警察官が使い方をレクチャーした。

この後、職員は実際に新しい防護楯を使って列車内で刃物を振り回す不審者を想定した訓練を行った。

不審者から身を守りながら大きな声を出して周りの人に危険を知らせることが、重要だという。

訓練に参加した運転士「(楯が)たたかれる場所によっ ては、力が逃げて自分がぐらついてしまう場面もあった。いつ起きても動揺するとは思うが、対応できるよう日頃のイメー ジトレーニング訓練をしてきた い」

『仙台空港アクセス線』では、今後 駅のホームを使った実践的な訓練も行うことにしている。

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