“梅雨明け”と“よさこい”の時期は特に注意!官民一体で熱中症対策

熱中症患者が増加する時期を前に、民間企業と行政が一体となって対策を行うための会議が開かれました。

この会議は、高知市と、健康づくりを推進するための包括連携協定を結んでいる大塚製薬が2024年初めて開催し、民間企業や高知市薬剤師会、よさこい祭振興会などから24人が参加しました。

高知市消防局によりますと、2023年高知市で熱中症とみられる症状で搬送されたのは164件で、特に「梅雨明け」と「よさこい」の時期にピークを迎えました。

こうした現状を踏まえ、高知市は熱中症が起きやすい5月から10月にかけて市役所やオーテピアを“クーリングシェルター”として指定する準備を進めていることなどを報告しました。また、会議に参加した民間企業や団体も、協力して啓発活動を行っていくことを確認しました。

(高知市 桑名龍吾 市長)
「熱中症は日常の生活でも、起こるような状況になってまいりました。(対策や予防を)広く市民の方に知っていただいて、熱中症というものを正しく理解していただくこと、そして熱中症にならないためにどうしたらいいのかを、啓発運動を官民一体となって進めてまいりたいと考えています」

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