世界遺産登録を応援 四国遍路デザインの飲料 14日から販売

大手飲料メーカーが四国遍路の世界遺産登録を応援しようと、2024年も限定デザインがあしらわれた飲料を14日から販売します。

缶に描かれているのは、徳島県美波町の木岐白浜の光景。四国八十八か所の23番札所薬王寺へつづく遍路道をふたりのお遍路さんが歩いています。

大手飲料メーカーのサントリーは、缶に四国遍路をデザインしたノンアルコールビールテイスト飲料の「オールフリー」と、同じデザインのケースに入ったミネラルウォーター「サントリー天然水」を14日から販売します。販売を前に、13日高知県庁へ報告に訪れました。

四国に住む人たちにお遍路道の素晴らしさを改めて知ってもらおうと、オールフリーは四国限定、サントリー天然水は中四国限定での販売です。

売り上げの一部は「四国遍路世界遺産登録推進協議会」に寄付され、遍路道の清掃や修繕の費用などにあてられるということです。

(サントリー 高梨明治 四国支社長)
「四国に住んでいる人々に対して、こんなにすばらしい文化遺産があるということをみんなで手に取った時に意識してもらうことで、四国のみんなで盛り上げて、機運を高めていって、世界遺産に一歩でも近づくようになれば。そのために少しでも力になれたら」

2つの商品は14日から四国4県の量販店や一部のコンビニエンスストアで購入することができます。

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