サッカー天皇杯 高知ユナイテッドSCが9年連続県代表に 今年もジャイアントキリング見られるか

サッカー天皇杯高知県予選の決勝が13日行われ、高知ユナイテッドSCがKUFC南国を5対0で圧倒しました。2023年は2度の“ジャイアントキリング”でJ1クラブを撃破していて、2024年もどこまで勝ち上がれるか注目です。

天皇杯はプロとアマチュアの垣根を超え、サッカー日本一を決める大会です。

雨の中行われた県予選の決勝では、9年連続の代表をねらう高知ユナイテッドSCと社会人と大学生で構成されるKUFC南国が激突しました。

立ち上がりから主導権を握ったユナイテッドは前半10分、佐々木のヒールパスから新谷(しんたに)が右足でゴールを決め先制。

1対0で前半を折り返します。

後半15分にはコーナーキックからのサインプレーに福田が合わせ追加点を奪うなどユナイテッドの猛攻が続きます。

一方、数少ないチャンスで反撃を狙うKUFC南国は後半35分、田中優斗のクロスに出口が頭で合わせますが枠をとらえきれません。

結局、その後も得点を重ねたユナイテッドが5対0で勝利し、9年連続で県代表となりました。

去年はJ1チームを2度撃破した天皇杯。吉本岳史監督は今年の大会にかける意気込みを語りました。

(高知ユナイテッドSC 吉本岳史 監督)
「選手が楽しんで、元気はつらつにピッチを走り回って、その中で高知ユナイテッドらしさを戦術や戦略で見せられたらなと思います。」

ユナイテッドは5月26日に春野球技場で行われる1回戦で、島根代表の「ベルガロッソいわみ」と対戦、勝利すると2回戦はJ1の「サガン鳥栖」と戦うことになっています。

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