デフバレーボール日本代表の中田美緒さんが山梨葉山町長を訪問 逗子市・葉山町

山梨町長と握手を交わす中田さん(右)

葉山町出身でデフバレーボール(聴覚障害者によるバレーボール)日本代表の中田美緒さん(23)が4月25日、沖縄県で6月に行われる世界選手権出場を前に、山梨崇仁町長を訪問した。

中田さんは高校、大学時代に世界選手権やデフリンピック(聴覚障害者のための国際総合スポーツ競技大会)など3度の世界大会を経験。昨年、大手建設会社に就職し、現在は仕事と競技の両立に励む。学生時代より練習に割ける時間が半減したため、勤務時間を朝早くにスライドするなど工夫し、練習時間を確保しているという。

「まず沖縄で世界一になって、来年東京で行われるデフリンピックにつなげたい」と意気込みを語った中田さん。

山梨町長は「デフリンピックも葉山町も同じ100周年なので、町としてもデフスポーツを盛り上げたい。来年の東京大会にはぜひ応援にも行きたい」と語った。

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