2024年の英国アカデミー賞（通称BAFTA）テレビ部門では、『ザ・クラウン』が最多8部門、『ブラック・ミラー』が続く7部門にノミネート、また『グッド・オーメンズ』のデヴィッド・テナントが自身初となるBAFTAテレビ部門でのノミネートを果たしていた。
この度、5月12日（日）にロンドンで開催された授賞式の結果一覧を紹介！
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『トップボーイ』『ハッピー・バレー』が2冠！
今年度のBAFTAは、Netflixの王室ドラマ『ザ・クラウン』シーズン6と、同じくNetflixのディストピアSF『ブラック・ミラー』シーズン6（第5話「デーモン79」）が、それぞれ8、7ノミネートとテレビ部門をリードしていたが、2作品とも無冠に終わった。
代わりに、Netflix『トップボーイ』、英BBC『ハッピー・バレー 復讐の町』、『The Sixth Commandment（原題）』がそれぞれ2部門で受賞を果たすサプライズ満載の一夜になった。
演技カテゴリーでは、主演女優賞にノミネートされていた『ハッピー・バレー』サラ・ランカシャーが、2017年ぶりに同賞を受賞。また、『グッド・オーメンズ』のデヴィッド・テナントがBAFTAテレビ部門で初ノミネートを果たしていたが、今回の受賞は逃すこととなった。
主要カテゴリーの受賞結果は以下の通り。
BAFTAテレビ部門 受賞結果一覧
（★＝受賞）
作品賞（ドラマシリーズ）
『ハッピー・バレー 復讐の町』
『窓際のスパイ』
『The Gold（原題）』
『トップボーイ』★
『トップボーイ』
国際ドラマシリーズ賞
『一流シェフのファミリーレストラン』
『BEEF／ビーフ ～逆上～』
『タピ ～千の人生を送った男～』★
『THE LAST OF US』
『ラブ＆デス』
『メディア王 ～華麗なる一族～』
作品賞（リミテッドシリーズ）
『Best Interests（原題）』
『ブラック・ミラー』（シーズン6第5話「デーモン79」）
『ヨークシャーの切り裂き魔事件～刑事たちの終わらぬ苦悶』
『The Sixth Commandment（原題）』★
主演女優賞
アンジャナ・ワサン（『ブラック・ミラー』「デーモン79」）
アン・リード（『The Sixth Commandment（原題）』）
ベラ・ラムジー（『THE LAST OF US』）
ヘレナ・ボナム・カーター（『NOLLY ソープオペラの女王』）
サラ・ランカシャー（『ハッピー・バレー 復讐の町』）★
シャロン・ホーガン（『Best Interests（原題）』）
主演男優賞
ブライアン・コックス（『メディア王 ～華麗なる一族～』）
ドミニク・ウェスト（『ザ・クラウン』）
ケイン・ロビンソン（『トップボーイ』）
パーパ・エッシードゥ（『ラザロ・プロジェクト 時を戻せ、世界を救え！』）
スティーヴ・クーガン（『The Reckoning（原題）』）
ティモシー・スポール（『The Sixth Commandment（原題）』）★
助演女優賞
エリザベス・デビッキ（『ザ・クラウン』）
ハリエット・ウォルター（『メディア王 ～華麗なる一族～』）
ジャスミン・ジョブソン（『トップボーイ』）★
ニコ・パーカー（『THE LAST OF US』）
シヴォーン・フィネラン（『ハッピー・バレー 復讐の町』）
助演男優賞
アミット・シャー（『ハッピー・バレー 復讐の町』）
ハリス・ディキンソン（『マーダー・イン・ザ・ワールドエンド』）
ジャック・ロウデン（『窓際のスパイ』）
マシュー・マクファディン（『メディア王 ～華麗なる一族～』）★
Salim Daw（『ザ・クラウン』）
Éanna Hardwicke（『The Sixth Commandment（原題）』）
女優賞（コメディ）
マレッド・タイアーズ（『私のスーパーパワー』）
ソフィア・オクセナム（『私のスーパーパワー』）
タジ・アトウォル（『Hullraisers』）
ブリジット・クリスティー（『The Change』）
Roisin Gallagher（『The Lovers』）
Gbemisola Ikumelo（『Black Ops』）★
男優賞（コメディ）
デヴィッド・テナント（『グッド・オーメンズ』）
ハメド・アニマショーン（『Black Ops』）
ジェイミー・デメトリウ（『ジェイミー・デメトリオのまるっとライフ』）
ジョセフ・ギルガン（『Brassic』）
Adjani Salmon（『Dreaming Whilst Black』）
Mawaan Rizwan（『Juice』）★
（海外ドラマNAVI）
