キム・スミ、約2000万円台のワタリガニ代金をめぐり業者と訴訟…第1審で勝訴

写真=TVレポート DB

ワタリガニの代金をめぐり民事訴訟を提起された女優のキム・スミが、第1審で勝訴した。

12日、仁川(インチョン)地方裁判所民事1単独(判事:キム・ソンデ)は、水産物流通会社代表のA氏が、アサガオF&Bを相手に申し立てた物品代金をめぐる訴訟で敗訴した。

アサガオF&Bは昨年まで、キム・スミの息子チョン・ミョンホが代表取締役として在職していた加工食品販売流通会社で、キム・スミも持分を保有している。

A氏は2021年12月、アサガオF&Bに2回ワタリガニを納品したが、合計1億7700万ウォン(約2012万円)を受け取ることができなかったとし、翌年、民事訴訟を申し立てた。A氏はアサガオF&Bとは別の水産物卸業者であるB社と契約を締結したが、B社の要請でアサガオF&Bにワタリガニを納品したとし、代金もアサガオF&Bが支払うべきだと主張した。

しかし、裁判部はワタリガニの売買契約が認められない上に、アサガオF&Bの不当利益でもないとし、A氏に敗訴の判決を下した。

裁判部は「A氏本人もB社との契約締結を認めており、A氏の会社とアサガオF&Bの間にワタリガニ売買契約が締結されたと認めるには証拠が足りない。アサガオF&Bは債権によってその債権額水準のワタリガニを受け取った」と判決の理由を説明した。

これに先立って、キム・スミとチョン・ミョンホ親子は、アサガオF&B側から特定経済犯罪処罰などに関する法律違反(横領)の疑いで告訴された状態だ。チョン・ミョンホはアサガオF&Bの代表取締役として在職していたが、昨年11月、理事会の決定で解任された。

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