2件の特殊詐欺被害を未然に防いだとして安来署が9日、セブン－イレブン安来本町店（安来市安来町）オーナーの亀田健一郎さん（32）とパートの山根百合子さん（48）に感謝状を贈った。
2件とも山根さんの気付きが端緒になった。2月、60代男性が50万円分の電子マネーを購入しようとしているのを不審に思い声をかけた。3月には50代男性が携帯電話で通話しながら5万円分の電子マネーカードを購入しようとしていた。理由を聞くと「インターネット」「コンビニ」といったキーワードから特殊詐欺の手口だと確信した。いずれも亀田さんに相談し、安来署に通報した。
小谷祥史署長から感謝状を受け取った山根さんは「電話しながらの買い物や振り込みをしようとしているお客さまには気を付けて声がけしていく」と話した。
