日本は関係者の管理強化を 台湾の垂前大使への勲章で中国

 中国外務省の林剣・報道官は10日の定例記者会見で台湾から日本の垂秀夫前駐中国大使への勲章授与に関する質問に答えた。

 記者:報道によると、台湾の蔡英文氏が9日、台北で垂秀夫前駐中国大使に勲章を授与し、台日関係への貢献を表彰した。垂氏は、台湾と日本は心がつながっているとし、台湾との一体感が一段と増したと述べた。同日、頼清徳氏も垂氏と会い、友好関係を強めたいとした。これについてコメントは。

 林:質問の日本の関係者は退職後、無責任な発言を繰り返しており、職業倫理に反し、日本政府の一つの中国の原則堅持の約束にも反している。日本が「中日共同声明」など四つの政治文書の関係の原則と精神を厳守し、関係者の管理を強化するよう促す。いかなる形でも中国の内政に干渉してはならない。「台湾独立」分離勢力に誤ったシグナルを出すべきでない。民進党当局は下心をもって政治的操作を行い、日本に媚びて台湾を裏切り、「外国に頼って独立をたくらむ」なら、必ず笑いものになるだけだ。〔東京5月10日発中国通信〕

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