「ほぼ裸の状態で一対一の勝負」が魅力 スー女・山根千佳さん大相撲への熱烈愛を一冊の本に凝縮(鳥取)

夏場所が開幕した大相撲、山陰ゆかりの力士の活躍も楽しみです。その相撲の大ファン、いわゆる「スー女」として知られるのが、TSKの情報番組「SOUP」でおなじみの米子市出身の山根千佳さんです。その山根さんが、初心者にもわかりやすく相撲の楽しみ方を紹介する本を出版しました。

米子市内の書店でサインに応じているのは、TSKの情報番組「SOUP」でおなじみの山根千佳さん。米子市出身でタレントとして活躍、熱烈に大相撲を応援する女子「スー女」としても知られています。5月にその相撲をテーマにした本を出版。地元・米子で出版記念のサイン会です。

山根千佳さん
「相撲は見たことありますか?」

「あまり・・・」
山根さん
「これを見て好きになってもらえたら嬉しいです」

出版されたのは、「山根千佳の大相撲の歩き方」。自ら力士や部屋を取材する中で知った「推し」の力士の見つけ方や観戦のポイントなど、「スー女」山根流の相撲の楽しみ方が紹介されています。


「相撲のことはあまり、いままで知らなかったんですけど、すごくわかりやすくておもしろく読める本だと思う」
「本当に絵が多くて、わかりやすく書いてあるなと」

この日、サイン会に集まったのは相撲ファンなど約70人。山根さんの「推し」でもある鳥取ゆかりの力士、伯桜鵬と琴桜などの話題も交え、相撲トークで盛り上がりました。

山根千佳さん
「鳥取は、伯桜鵬関だったり、鳥取にルーツがある琴桜関だったり、たくさんの方が活躍されているので、そういったお話も来てくださった方とできたのはめっちゃ興奮しました」

観戦だけでなく、場所中には毎日、自身のブログで注目の取組を解説するなど、今や相撲は「ライフワーク」という山根さん。いわゆる「スー女」になったきっかけは?。

山根千佳さん
「両親が元々大好きで、家族旅行でもう東京に行ったら、お相撲の部屋巡りをしたりとか、もちろん大阪場所とか鳥取出身なので足を運んだりして、両親と一緒に出待ちとかをして、それで好きになりました」

両親の影響で相撲好きになり、幼いころからテレビ中継にも見入っていたそうです。山根さんに改めて相撲の魅力を聞きました。

山根千佳さん
「やっぱり他のスポーツは、道具があったりとかユニフォームを着ていたりとかするんですけど、お相撲さんは自分の体を武器に何も持たず、もうほぼ裸の状態で一対一で勝負しているというのがものすごく魅力的で、あと一瞬で勝負が決まるので、その一瞬に人生をかけているっていう所がとってもかっこよくて、その部分が魅力的だと思います」

照ノ富士、伯桜鵬など鳥取育ちの力士、そして、鳥取出身の大横綱の名を継いだ琴櫻…夏場所でも山根さんは、山陰ゆかりの力士たちの活躍を楽しみにしています。

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