FFG連結決算は2期ぶり増益…純利益は612億円

福岡銀行などを傘下に置く「ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)」は13日、昨年度の連結決算を発表し、純利益が前の年度より300億円増え、ほぼ2倍の612億円となりました。

FFGが発表した2023年度決算は、2期ぶりの増益となっています。

福岡中央銀行を経営統合したことで、買収価格が、対象企業の純資産額より低い金額で成立した差額、いわゆる「負ののれん」の215億円の利益が含まれています。

福岡銀行、熊本銀行など4行を合わせた本業のもうけを示すコア業務純益は、前の年度より122億円増えて1180億円となり、過去最高になりました。

五島久社長は「地域の経済を支えていく様々なサポートをしていきたい」と述べています。

なお、今年度の連結純利益については、685億円を見込んでいます。

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