妊娠・出産はドラマチック[妊婦のハッケン #20]

0歳の息子のお母さんをしています、わぐりです。「ハハのつぶやき」という子育てイラストをTwitterInstagramで描いています。
息子の妊娠中は、辛いこともありましたが、妊婦になってみないと経験できないことも多く、発見にあふれていました。妊娠は十人十色ですが、この連載では、私が妊娠中に発見して面白いなーと思ったことを、色々な切り口で伝えていけたらと思っています。

妊娠・出産はドラマチック[妊婦のハッケン #20]

出産予定日が近づくにつれ、出産のシミュレーションをするようになりました。母親学級で、リアルな出産のビデオを見たり。助産師さんから、バースプラン(どのようにお産をしたいかという希望)を書くように言われたり。

いろんな人に、妊娠・出産の体験談を聞きました。母親から、自分や兄弟が生まれた時のことを聞いたり、姉や友人から出産時の話を聞いたり・・・。

友達が、彼女の出産時の記録(分刻みの!)を送ってくれたのには、笑いました(笑)。でも、読み込んだら、めちゃめちゃリアルで、すごく良い心構えができました。

そんな風に、すごく細かいトコロまで覚えていたり、誰々が何々をしてくれた、みたいなことを覚えていたり。何十年経っても、その時のことを忘れないんだなと思って、ちょっと感動。妊娠・出産ってみんな、それぞれに語れるストーリーを持っているんだなあと気づきました。

ハッケンその20「すべての妊娠・出産が、ドラマチックなストーリー。」

つわりや切迫早産、マタニティブルーやマイナートラブル。短いお産、長いお産、無痛分娩に帝王切開。すべての妊娠・出産が、同じじゃなく、それぞれがストーリーを持っている。語り出すと、その時の気持ちや情景が、まるで昨日のことのように思い出されてしまう。そして、目の前には、その時あんなに小さく不確かだった存在が、大きくなってそこにいる、不思議。なんだかじんわりきてしまう、ハッケンです。

私も、妊娠時のことを懐かしく思い出しながら、この連載を書かせてもらいました。次回からは、いよいよ、息子の出産と、怒涛の産後について書いていきたいと思っています。

妊娠のすすむスピードの遅さよ。[妊婦のハッケン #3]

[わぐり]
2018年4月に息子を出産し、育休中の34歳。
「ハハのつぶやき」Twitter(@ninputweet)Instagram(@ninputweet)で、妊娠中から現在の育児中までのイラストを、ほぼ毎日更新しています。

※この記事は、過去にたまひよONLINEで公開されたものです。

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