タレントの上沼恵美子（６９）が１３日放送のＡＢＣラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」（月曜正午）に生出演した。
リスナーから届いた夫婦の愚痴を読み上げた上沼は、自身のハワイ旅行での夫とのエピソードを披露した。
「ハワイでたこ焼き売ってるのよ。焼きあがったら、太鼓鳴るねん。焼きたてやなって思うから『買う』って言ったら（夫が）鼻で笑うわけよ。『ハワイやのに、何がたこ焼きだ。止めときなさい。みっともない』って言うわけよ。怒られるから１番小さい６個入りにして。『帰ってから食べよう』って言うわけ、みんなベンチで食べてる。家に帰ってたら冷める。ウーロン茶買ってきて、私食べ始めたの。そしたら横から手を出すんや。あれだけたこ焼きをののしった人が『どんな味やって』（私が）買ってきたお茶も飲んで、あつかましい。６個のたこ焼き、４個食べよった。その時、私ね。離婚しようと思ったんや」と振り返った。
決して６個中４個を食べられたから怒っているわけではない。「食べてもいいわよ、お茶も飲んでもいい、でも『僕、間違ってた。やっぱり太鼓鳴って焼きたてをここで食べてる気持ちが分かった。４個も食べてしまった。ごめんね、恵美子。次、太鼓鳴ったら僕が買いに行くよ』と配慮がいるんじゃないか」と疑問を呈した。
怒りが収まらない様子の上沼は「不倫されてるよりひどいと思うんです。離婚の理由になります。大きな話ですよ。『ありがとう』とか『ごめんな』とか絶対言わない。言わない事が普通やねん」とブチまけた。
自身の経験を踏まえて、夫婦円満の秘訣を夫サイドに伝授した。「高倉健さんならどうするかって考えてほしいな。そうすると、ちょっといい男になりますわ。本当に高倉健さんって、ああいう方やったらしいですよ。かっこよくて思いやりがあって、やさしくて」と語った。
