ニューヨーク生まれの家庭用品メーカーOXO(以下、オクソー)。ユニバーサルデザインを重要視した商品開発には定評があり、その使いやすさから「1度使ったら手放せない」というファンも多いメーカーです。今回は2024年4月にリニューアル発売された計量カップ「アングルドメジャーカップ」をご紹介します。
オクソーの計量カップ「アングルドメジャーカップ」とは?
一般的な計量カップといえば、液体を入れて目盛りをカップの横から見て確認するものですが、オクソーの「アングルドメジャーカップ」は姿勢を変えずに上から見ても分かるつくり。近年、上から見ても目盛りが分かる計量カップは他メーカーからも発売されていますが、「アングルドメジャーカップ」は下が細くなっていて、目盛りが見やすくなっています。 また「ミリリットル」と「カップ」の両方が書かれているのも特徴的。レシピによって書き方が異なっていても、「アングルドメジャーカップ」なら気にせず使うことができます。
またグリップは持ちやすい角度になっていて、かつ滑りにくい素材が使われているので、キッチンでバタバタと作業をしていても、サッと手に取ることができます。
今回リニューアルされたのは素材。リサイクル材50%使用となり、環境に配慮した製品となったわけです。それによる旧モデルとの使い勝手の差などはありません。
計量カップをサイズアップしたら使い勝手が激変した
「アングルドメジャーカップ」は60ミリリットル、250ミリリットル、500ミリリットル、1000ミリリットルと4サイズ展開。今回筆者が購入したのは500ミリリットルサイズです。 それまでは一般的な300ミリサイズの計量カップを使っていたのですが、何をするにも微妙に足りません。汁物を作るのにも、鍋で炊飯するのにも、300ミリでは足らずに数回計らないとならないのです。それが不便で500ミリサイズを探していたときに、「アングルドメジャーカップ」に出会いました。 計量カップが500ミリリットルサイズと大きくなると、ボウルとしての役割も果たしてくれます。 例えば卵4個をとくときも余裕のサイズ感です。
しかも持ちやすいグリップで、カップの注ぎ口は細くなっているので、その後の調理過程でがぜん便利。注ぐ量をコントロールしやすいので、卵焼きやたこ焼き作りにも大活躍です。 炒めものの調味だれなどをあわせたときも、そのままサッと回しかけられるので、ボウルからフライパンに注ぐときにあるプチストレスも全く感じません。
電子レンジでも使える!
「アングルドメジャーカップ」は電子レンジでの使用が可能です。そのため出汁を取ったりするのにも便利です。ただし、これは他の調理器具でも同じですが、電子レンジ使用可能でも油分や糖分が多いものは使えませんのでご注意を。
食器洗い乾燥機の使用も可能
食器洗い乾燥機や漂白剤の使用も可能です。いつでも清潔に使えるのがいいですね。 計量カップとしてもボウルとしても使える、500ミリリットルサイズのオクソーの「アングルドメジャーカップ」。調理をはじめる前にドンと調理台に出しておくと、その便利さを実感しますよ。 (文:矢野 きくの(節約ガイド))