松村北斗×上白石萌音『夜明けのすべて』7月ソフト化 特装版にはビジュアルコメンタリーも

SixTONESの松村北斗と上白石萌音がW主演を務めた映画『夜明けのすべて』のBlu-ray&DVDが、7月24日に発売されることが決定した。

『そして、バトンは渡された』で2019年本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの同名小説を映画化した本作。『ケイコ 目を澄ませて』が第72回ベルリン国際映画祭に出品されるなど国内外で高評価を得た三宅唱が監督・共同脚本を務めた。

月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢さん(上白石萌音)はある日、同僚・山添くん(松村北斗)のある小さな行動がきっかけで怒りを爆発させてしまう。だが、転職してきたばかりにもかかわらず、やる気がなさそうに見えていた山添くんもまたパニック障害を抱えていて、様々なことをあきらめて、生きがいも気力も失っていたのだった。職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく2人。いつしか、自分の症状は改善されなくても、相手を助けることはできるのではないかと思うようになる。

特装限定版には特典ディスクが2枚封入される。キャスト、スタッフにインタビューし、本作の制作過程を振り返る「Making of “All the Long Nights”」や、公開までに行われたイベントをすべてまとめた「イベント映像集」、ベルリン国際映画祭を訪れた際の様子を収めた「ベルリン渡航ダイジェスト」などが特典映像として収録。そして公開時よりUDCast(※映画や映像作品に合わせて字幕・手話・音声ガイド等を提供するアプリケーション)にて展開されていたオーディオコメンタリーの様子をまるごと映像で収めたビジュアルコメンタリーが収録される。

16ページブックレットには詳細なキャラクター説明、栗田科学の事務所見取り図なども掲載。さらにポストカード3枚も封入される。

(文=リアルサウンド編集部)

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