Mnet「Build Up」で優勝したB․D․U、今年上半期に正式デビューへ“夢のような経験…賞金は貯金する”

Mnetのサバイバル番組「Build Up」の優勝チーム「フンミンジェビッ」が、ボーカルグループB.D.Uとして新たなチャレンジに乗り出す。

B.D.Uのメンバージェイ(JAY CHANG、ONE PACT)、ビッセオン(M.O.N.T)、スンフン(CIX)、キム・ミンソは、最近OSEN社屋でインタビューを行い、Mnet「Build Up」で優勝した感想を語った。

最近韓国で放送終了した「Build Up」は、ジャンルを問わずボーカルに自信があり、歌を愛する実力者たちがコラボし、最高の4人組ボーカルボーイズグループを誕生させるサバイバル番組だ。

番組で「フンミンジェビッ」として息を合わせたジェイ、ビッセオン、スンフン、キム・ミンソは、熾烈な競争を勝ち抜いて優勝し、4人組グループB.D.Uとしてデビューすることになった。

4人は「初の公式スケジュールとして、プロフィール写真を撮影しました。上半期を目標にアルバムを準備しているので、曲をいただいて聴いているところです」とし「まもなく宿舎での生活も始まります」と近況を伝えた。

優勝の感想を聞くとビッセオンは「とても幸せです。生まれて初めて1位になったので幸せでしたし、それを一緒にできるメンバーたちがいるというのがよかったです。『Build Up』でみんな奮闘し、苦労しただけに、やりがいを感じられる結果を出せてよかったと思います。ファンの皆さんにも感謝します」と答えた。

続けてスンフンは、「優勝した瞬間は信じられませんでした。優勝できれば良いとは思いますが、それを目標に出たわけではないので、グループが作られたことに感謝しています。ステージを大切に思いながら練習してきたおかげでこうなったんだという満足感もありました。最初から応援してくださったファンの皆さんにも感謝しているとお伝えしたいです」と明かした。

ジェイも「『Build Up』という番組に出演し、素敵な仲間に会うことができたし、素晴らしいステージに立つことができて幸せでした。ファンの皆さんのおかげでB.D.Uとして歌うことができて幸せです。これから僕たちを選んでくださったファンの方々にカッコいい姿だけをお見せするために一生懸命に頑張ります」と伝えた。

キム・ミンソは「僕も優勝するとは思っていなかったのですが、夢みたいでとても嬉しかったですし、二度とない経験をしたと思うので、人生に残る大切な記憶だと思います。兄さんたちと一緒に活動することができて嬉しいです。応援してくださっただけに、僕たちが恩返ししなければならないと思うので、頑張ります」とつけ加えた。

B.D.Uは「Boys Define Universe」の略で、それぞれ異なる個性を持った4人が集まって、新しいユニバースを作っていくという意味が込められている。彼らは2年間、音源やアルバムの発売と共に、韓国およびグローバルツアーなど、多様な活動を展開する予定だ。

特に「Build Up」の優勝チームには、賞金1億ウォン(約890万円)が授与される。メンバーたちはまだ賞金は受け取っていないが、均等に分ける予定だと明かした。ビッセオンは「賞金はとても意味があって、大切なお金じゃないですか。お世話になった方々へ恩返しして、残りは通帳に入れておいてただ見ていたいです」と話した。

ジェイも「サポートしてくださった方々に恩返しをして、後は貯金したいです」と語り、スンフンは「僕も金額は関係なく、初めて1位になったので、使うのはもったいないと思います。あまりにも意味のあるお金なので、まだ考えていることはありません」と伝えた。キム・ミンソは「僕も使うのがもったいと思っています。実際に大金を受け取っても、『Build Up』で優勝したお金なので、使うのがもったいないので、僕を応援してくださった方々にご飯をおごったりして、残りは貯金すると思います」とつけ加えた。

ジェイがメンバーを選抜して結成したフンミンジェビッは、しっかりとした実力とビジュアル、オールラウンダーとしての力量を持つグループとして頭角を現した。

ジェイはメンバーの選抜基準について「幅広いことをこなせるオールラウンダーをメンバーにしてグループを作りたいと思っていました。ビッセオン兄さんとは同じ事務所なので長い間見てきて、兄さんが多様なジャンルを歌う姿をたくさん見てきましたし、気が合うと思ってすぐに選びました。スンフン兄さんは番組のスタートから最後まで新しい姿を見せていたので、オールラウンダーという単語そのものだったと思います。ミンソは練習生だったけれど、練習生とは思えない姿を見せ続けていました。ポテンシャルが高いと感じて、成長する姿を見て選びました。僕が一番最初に選ぶことができたわけではなかったのに、希望するメンバーを選ぶことができてとても満足しています」と説明した。

今後の計画を聞くとスンフンは「具体的な日程はまだ出ていませんが、上半期を目標にアルバムを発売する予定で、色々と準備をしています。今年の目標はアルバムを2つ発売することです。僕たちの強みであるボーカルを生かせる音楽を披露する予定です。僕たちはどれほどダンスが難しい曲でも、ハンドマイクを使って披露する予定です」と自信を示した。

またビッセオンは、B.D.Uというグループについて「それぞれのグループではメインボーカルですが、グループで求める色やスタイルがあって、限られたスタイルのみを見せていたと思います。今回はメインボーカル、歌が好きな人が集まったので、それぞれのボーカルを見せることができるステージと音楽で多様な活動をしたいと思っています。色は全て違うけれど、その中で一つになった時に出てくるシナジー(相乗効果)で、ファンの方々がお聴きになった時、やはりボーカルサバイバルの優勝者だと思ってもらえるような、高クオリティの音楽をお聴かせしたいと思います」と語った。

メンバーたちは「BOYS PLANET」「PEAK TIME」「YG宝石箱」など、様々なサバイバル番組に出演した経験があったが、もう一度オーディション番組に挑戦したきっかけは何だったのだろうか。

キム・ミンソは「元々僕は練習生生活をしていたのですが、デビュー組から落ちてしまい、アイドルはやらないことにしようと思っていました。しかし音楽はやりたくて、一人で1年ほど孤軍奮闘していましたが、大変な時期も多く、いろいろと迷っていて、刺激が必要だったのだと思います。そんな時訪れたのが『Build Up』出演の機会で、オファーが来た時はすぐにやると言って、積極的に取り組みました」と明かした。

ジェイは「昨年、『BOYS PLANET』が終わった時、十分にお見せできただろうかと疑問になる部分がありました。『Build Up』の機会がやって来た時、十分うまくできるだろうと思いました。ボーカルの実力を証明できると思い、出演を決めました」と話し、スンフンは「6年前に『YG宝石箱』に出演しながら、得たものが多かったんです。その当時は高音も出すことができませんでしたが、番組を通じて高音が出るようになったりもしました。『Build Up』がボーカルの番組だと聞いた時、そういった面で挑戦したいと思いました」と説明した。

ビッセオンも「最近サバイバル番組に出演して、もうやらないと思っていましたが、ボーカルのサバイバル番組だという話を聞いて、挑戦してみたいという気持ちになりました。難しいことですし、一人で出るというプレッシャーもありましたが、この『Build Up』を通じて良い結果を得るかどうかは関係なく、今後歌うにあたってその経験が良い影響を与えるだろうと思い、挑戦しました」とつけ加えた。

練習生だったキム・ミンソを除いて、ビッセオンはM.O.N.T、スンフンはCIX、ジェイはONE PACTに所属しており、すでにアイドルグループとして活動をしていた状況だった。

スンフンは「メンバーたちがみんな応援してくれました。番組に出て見せたいものをしっかりと見せてきてと言ってくれて、ラウンドごとに緊張せずにうまくやってねと応援してくれました。そのような応援のおかげでうまくできました」と感謝を表した。ジェイも「メンバーたちが最初から一生懸命に応援してくれて、アドバイスをたくさんしてくれました。世界中に見せてほしいと応援してくれて、たくさん力を出すことができました」と話した。

ビッセオンは「新しいラウンドごとに、メンバーたちにステージをどのように披露するか共有し、アドバイスもたくさんもらいました。多くの力をもらいました。ファイナルで最後に優勝チームを発表する時、メンバーもいたのですが、妙な感じがしました。一緒に喜んでくれました」と伝えた。

最も記憶に残っている反応に対する質問にスンフンは、「僕が『Build Up』に出演しながら少し大変だった部分の一つが、この番組に出ることを決めた僕を、少し良くない視線で見つめる方もいらっしゃったことです。その中に僕たちのファンの方々もいらっしゃったので、精神的に辛いところがありました」とし、「しかし、コメントで僕を見てCIXを探して見て、イプドク(オタク入門)したというものがありました。辛かった気持ちが、やりがいを感じられるようになっていきました。僕とチームを知ってもらう機会になり、その目標が成し遂げられているんだと思って、辛かった気持ちが和らぎました。それ以来、もっと楽しんでできたと思います」と率直に語った。

最後にB․D․Uとしての目標を尋ねると彼は「今年か来年、必ず年末の授賞式に行きたいです。ボーカル的にお見せできる場所なので、必ず行きたいです。こんな子がいるんだ、というのを実力的にお見せしたいです」と自信を表し、ビッセオンは「韓国でB․D․Uの活動期間内に単独コンサートを開いて、大きな競技場をいっぱいに満たしたいです」と明かした。

続いてジェイは「幼い頃、様々な歌手の皆さんの曲により、歌手を夢見ました。B․D․Uがそのような影響を与えるグループになれたら嬉しいです」と話し、キム・ミンソは「僕たちの音源がチャートインしたら嬉しいです。目標は大きく、1位を取りたいです」と伝えた。

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