パワーヒッターの証! 大谷の特大弾の順位は?

MLBの醍醐味の1つが、パワーヒッターたちの豪快な打撃だ。そのパワーヒッターたちが残した豪快弾とともに、今季の大谷翔平が記録した最速・最長距離を数値で紐解いていく。

5月9日(日本時間10日)、ヤンキー・スタジアムで行われたヤンキース対アストロズの試合で2本の豪快なアーチが飛び出した。

まずは1本目。1回表、アストロズのヨーダン・アルバレスが放った先制アーチは、打球速度116.8マイル(約188キロ)を記録した。

そして、もう1本のアーチは、8回裏にアーロン・ジャッジが放った豪快な一発。球速89.9マイルのチェンジアップを捉えた打球は、バックスクリーン横のモニュメントパークを越える473フィート(約144メートル)の特大弾となった。これは今季、エンゼルスのマイク・トラウトと並ぶ1位タイの飛距離だった。

また、昨年の本塁打王・大谷は、今季も凄まじいパワーを披露している。大谷が4月28日のブルージェイズ戦で菊池雄星から放った今季自己最速の119.2マイル(約192キロ)のライト前ヒットは、今季のMLBの全安打のなかで現在3位となっている。

大谷は5月6日のブレーブス戦でも飛距離464フィート(約141メートル)の特大弾を放っており、これは今季のMLBにおいて、本塁打の飛距離では3位となっている。

パワーヒッターたちが見せる豪快なホームランは、MLBの醍醐味の1つである。しかし、本数もさることながら、その打球速度や飛距離もパワーヒッターたちの勲章になると言えるだろう。本数だけでなく、打球速度や飛距離など、そのホームランがどれだけ「豪快か」にも注目してみると、新たな発見があるかもしれない。

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