チャイルディッシュ・ガンビーノ、アルバム『アタヴィスタ』がリリース

チャイルディッシュ・ガンビーノのニューアルバム『アタヴィスタ』がリリースされた。2020年のアルバム『3.15.20』の完成版となる同新作には、ヤング・ヌディ参加の新曲『リトル・フット・ビッグ・フット』が収録、ドナルド・グローバーは今年の夏にリリースされる次作『バンド・ストーム・アンド・ザ・ニュー・ワールド』で自身の音楽アーティスト名チャイルディッシュ・ガンビーノを封印する予定だ。

今回ヒロ・ムライが監督した『リトル・フット・ビッグ・フット』のMVも解禁、同MVにはキンタ・ブランソンやロブ・バインズらが出演している。

ドナルドはXにこう綴っている。「『アタヴィスタ』がストリーミング開始。このアルバムは僕が4年前に出した『3.15.20』の完成版だ。それぞれの曲のビジュアルイメージを付したスペシャルなアナログ盤もリリースされるよ」「全て新曲のチャイルディッシュ・ガンビーノのアルバムは夏に出るよ」

『アタヴィスタ』についてドナルドは先月、自身のインスタグラムライブ『ギルガ・ラジオ』でこう明かしていた。「僕が出したプロジェクトで『3.15.20』って言うの誰も聴いたことないか、出したことを知りさえしないかもしれない。オリジナルのタイトルは『アタヴィスタ』だった。『アタヴィスタ』の予定だったんだ」「でもすぐに発表して、僕はマスタリングもミックスもしなかった。そのまま出す感じだったんだ。当時自分の中で色々なことが起こっていてね。パンデミックもあって、皆死ぬんだろうって思っていた。僕らが出し完成させた『アタヴィスタ』だ。それを発表する予定だ。その後、最後のチャイルディッシュ・ガンビーノのアルバムがあるよ」

そんなドナルドは最近、カニエ・ウェストとキッド・カディ参加の、『セイ・レス』『ウォーローズ』とされる2曲の新曲を解禁していたところだ。

『セイ・レス』でカニエは、2011年の『ウォッチ・ザ・スローン』に続きジェイ・Zとのコラボを望むとラップしつつ、ガンビーノと共にセラピストの必要性について語り、ジョン・レノンと自身を比較するなどしている。

一方、『ギルガ・ラジオ』で、2021年にリークされていた『ウォーローズ』を紹介したガンビーノはカディと仲直りしたいとして、こう話していた。「キッド・カディ、何かお前に問題があるなら、俺はビーフをしたいわけじゃない」「ただ俺と話をしてくれ。全てに賛成し合う必要はないが、『会った時は殺り合う』みたいな関係になる必要もない」「人生はあっという間なんだから」

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