食を通じた交流を「那須朝市」8年ぶりに開催 18、19日に野菜農家ら30店

那須朝市のチラシを持つ松永さん

 【那須】那須発の菓子「バターのいとこ」を製造販売する高久乙の「GOODNEWS(グッドニュース、宮本吾一(みやもとごいち)社長)は18、19の両日、8年ぶりとなるマルシェイベント「那須朝市」を同所のグッドニュースネイバーズで開く。

 那須朝市は、かつて町内でハンバーガー店を経営していた宮本社長が「那須の大きな食卓」をテーマに2010年から始め、最大で約5千人が集まるイベントになった。那須塩原市内に常設店舗「Chus(チャウス)」を構えてからは開催していなかったが、2年前に入社した松永卓也(まつながたくや)さん(28)が「もう一度マルシェを開催し、食を通じた交流を促進したい」と考え、8年ぶりの開催に至った。

 当日は野菜農家やソーセージの加工業者など2日間で計約30店舗が出店。生産者と来場者が直接交流できるため、おすすめの食べ方を聞いたり味の感想を伝えたりできることが最大の魅力という。

 松永さんは「生産者も消費者と交流したい人が多い。日常生活では味わうことができない交流を楽しんでほしい」と呼びかけた。入場無料。午前10時~午後3時。

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