【宇都宮】市内のバーテンダーが一堂に会し、こだわりの一杯を提供する「宇都宮バーフェス2024」(宇都宮カクテル倶楽部(くらぶ)主催)が12日、江野町のオリオンスクエアで開かれた。
屋外型のイベントで気軽に本格的なカクテルに触れてもらい、宇都宮のバー文化を県内外に発信することなどが狙い。
会場では同倶楽部加盟27店舗のバーテンダーが東西南北の4チームに分かれ、それぞれバーを出店した。来場者は600円から販売されたカクテルを飲み比べ、会場にいながらバーを飲み歩く「バーホッピング」を楽しんだ。ステージではカクテルコンペなどの企画が行われたほか、カーネーションの無料配布などもあり、会場は終日にぎわった。
家族3人で訪れたさくら市鷲宿、会社員村上貴大(むらかみたかひろ)さん(39)は「初めて来たが、外の雰囲気が楽しい。普段バーに行かないのでこういう機会はありがたい」と話した。