国内外の往年の名車が並ぶ「第3回クラシックカーの世界」は12日、高岡市の高岡おとぎの森公園で開かれた。愛好者のコレクション70台に加え、今回は昨年のF1グランプリでワールドチャンピオンになったマシンと同型の車両が展示され、多くの来場者でにぎわった。
第3回を開催するにあたり、同公園の吉﨑正人所長が昨年つながりを持ったホンダレーシングコーポレーションの担当者に直談判したところ、ドライバーズチャンピオンを3年連続獲得しているレーサー、マックス・フェルスタッペン(オランダ)が昨年乗った「レッドブルレーシングRB19」の同型車を展示した。
12日は午前9時半のスタートから大勢が訪れ、最新のマシンを囲んで写真を撮ったり、じっくり眺めたりして楽しんだ。F1好きという会社員の黒木直人さん(22)=高岡市=は「テレビで見るより大きくて迫力がある。車好きとしてはたまらない」と興奮気味に話した。