決算を読む 日本トランスシティ 24年3月期 海外伸び悩み3期ぶり減収 海上運賃の下落が響く 今期は増収増益を見込む

 総合物流業の日本トランスシティ(本社四日市市)が13日発表した2024年3月期連結決算は、売上高が前期比8.6%減の1225億5500万円だった。海外輸送における需給の正常化に伴う海上運賃下落が響き、3期ぶりの減収。純利益は24.7%減の46億3300万円。販管費の増加や新物流センターの稼働に伴う準備費用などがかさみ、6期ぶりの減益となった。

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