自動車部品電着塗装の明和工業　プレス工程の不良防ぐ装置開発　板材の2枚重ねを検知

Published
2024/05/14 05:00 (JST)
現場で効果を確認した「2枚検知機」

　自動車部品のカチオン電着塗装を主力とする明和工業（本社豊田市明和町3の18、杉浦義忠社長、電話0565.28.0766）は、プレス工程での金属板搬送の2枚重ねを検知する「2枚検知機」を開発した。プレス機、金型の故障や製品不良につながる板材の2枚送りを防ぐ。同社初の外販品として、プレス機やプレス周辺装置を製造販売するアマダプレスシステム（本社神奈川県伊勢原市）のオプションとして、全国販売する。初年度5台、将来は年間10台の販売を目指す。（三河）

© 株式会社中部経済新聞社

ニュース 自動車 三河

中部経済新聞社

★「ものづくり王国」中部地方の情報を全国・全世界に発信 中部経済新聞の創刊は1946年（昭和21年）で75年を超える実績があり、長年にわたる信頼を得てきました。 「日本新聞協会」に加盟する新聞社の中で唯一の『地域経済紙』として、中部地方のトヨタ自動車を はじめとした大手企業から中小企業まで細かく取材活動を行っています。

関連記事