四国銀行/本店ビル建て替え(高知市)31年春竣工めざす、設計・監理は日建設計

四国銀行は、高知市南はりまや町1の1の1の本店ビルの建て替えに乗り出す。1963年の建築から60年以上経過し老朽化が進んでいることから、建て替えにより耐震性能と防災機能を強化する。2031年春ごろの竣工を目指す。設計・監理は日建設計が担当する。
現在の本店ビルはSRC造地下2階地上6階建て延べ9796平方メートル。高知の観光名所「はりまや橋」にある交差点に面している。本店営業部などの入る新本店棟を、同ビルを解体した跡地に建設する。敷地面積は1941平方メートル。
西隣の別館跡地(敷地面積2992平方メートル)に自走式の駐車場棟、別館南の駐車場跡地(同1414平方メートル)には新本部棟を整備する。竣工時期は26年、28年のそれぞれ夏ごろを予定している。
新本店のコンセプトとして▽地域の皆さま、お客さま、従業者に安心感を提供する災害に強いオフィスビル▽地域の発展に貢献するコミュニティースペースの形成▽従業者のウェルビーイング(幸福)を実現するオフィス環境▽自然豊かな高知の良さを取り入れ、環境にも配慮したオフィスビル-の4点を掲げる。施工者は未定。

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