【現在も逃走中】「知らない人たちが入ってきて…」南会津町の1人暮らしの女性宅に男数人が押し入る強盗致傷事件…現金1万数千円を奪われる 手首に軽いけが【福島県】

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南会津町の民家に複数の男が押し入り、現金を奪い逃走する強盗事件がありました。男らは今も逃走中で、警察が行方を追っています。

事件があったのは、南会津町藤生にある60代女性が1人で暮らす民家です。14日午前1時頃、女性が寝ていたところ、男数人が民家に押し入り、テープのようなもので女性の手首を緊縛した上、現金1万数千円を奪い、逃走しました。

警察などによりますと、女性は手首を縛られ、その際に手首を軽いけがしましたが、命に別状はないということです。

犯人が逃走した後、女性は自力で緊縛をほどき、隣の家に助けを求め「知らない人たちが入ってきて、金をとられた」と自ら通報したということです。

女性は、戸締りをしていましたが、いきなり男たちが現れたと話し、男らは、少なくとも2人以上いて、1階で寝ていたところ、布団のようなものを被せられたと話しているということです。

また、女性が助けを求めた家の人によりますと、女性が「助けて!」と言いながら、走って駆け込んできたということで「手と足を粘着テープで縛られ、「金ないのか、金出せ」とひたすら脅された」と話していたということです。

警察によりますと、男らは日本語に不慣れな様子で「カネ」「カネ」と連呼していたということで、外国人による犯行の可能性もあるとみて捜査を進めています。

男らは、今も逃走していて、警察が行方を追うとともに、近くの小中学校の登下校の見守りなどをし、警戒を強めています。

警察は、容疑を強盗致傷に切り替え、捜査を進めています。

今回のように山間部の民家を狙い、住民を縛って現金などを奪う強盗事件が、4月30日に栃木県、5月6日に長野県、5月8日に群馬県で相次いで発生していて、現在は、3県の県警が捜査を進めています。福島県警によりますと、手口の詳細や関連を調べ、場合によっては4県共同で捜査になる可能性もあるということです。

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