原油価格上昇、米中で需要改善の兆し

[ニューヨーク 13日 ロイター] - 米国時間の原油価格は上昇した。最大の石油消費国である米中の需要改善の兆しを受けた。前営業日は約1ドル下落していた。

清算値は、米WTI先物が0.86ドル(1.1%)上昇の1バレル=79.12ドル。北海ブレント先物は0.57ドル(0.7%)上昇の1バレル=83.36ドルとなった。

米国自動車協会(AAA)によると、今年のメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)における旅行は2005年以来の高水準、特にロードトリップは2000年以来の高水準になる見込みで、米国のガソリン需要が堅調との見方が原油価格の下支えとなった。

© ロイター