後任監督探しが難航するバイエルン、クリスタル・パレスのグラスナー監督を狙うもオファーは門前払い

[写真:Getty Images]

バイエルンがクリスタル・パレスのオリバー・グラスナー監督(49)の獲得に動いたものの、交渉は破談に終わったようだ。ドイツ『ビルト』が報じている。

バイエルンはブンデスリーガのタイトルレースでレバークーゼンに大きく後れを取っていたこともあり、2月にトーマス・トゥヘル監督の今シーズン限りの退任を発表。

すぐに後任探しを始めたクラブだが、レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督や過去にクラブを率いたドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督、現在オーストリア代表を率いるラルフ・ラングニック監督らにアプローチをかけるも、交渉はまとまらず破談に終わっていた。

そういったなか、バイエルンは新たにドイツでの監督経験を持ち、フランクフルトでは日本代表MF鎌田大地(現ラツィオ)や元日本代表MF長谷部誠らと共にヨーロッパリーグ(EL)制覇を成し遂げたクリスタル・パレスのグラスナー監督にオファーを提示したようだ。

『ビルト』によれば、バイエルンはクリスタル・パレスに対して移籍金1800万ユーロ(約30億円)のオファーを送ったが、2026年まで契約を残すグラスナー監督に対して1億ユーロ(約169億円)の移籍金を求めるクリスタル・パレスはこれを拒否。バイエルンも獲得を諦めたと報じている。

またも新監督の確保に失敗したバイエルンの新指揮官候補には、フリーのハンジ・フリック氏(59)や ブライトン&ホーヴ・アルビオンのロベルト・デ・ゼルビ監督(44)の名が挙がっている。

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