ソシエダに完勝のバルセロナが2位浮上!古巣対決の久保は70分からプレー【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

ラ・リーガ第37節のバルセロナvsレアル・ソシエダが13日に行われ、2-0でホームのバルセロナが勝利した。ソシエダのMF久保建英は70分からプレーしている。

前節ジローナとの上位対決で完敗を喫した3位バルセロナ(勝ち点73)は、その試合からスタメンを3人変更。フェルミン・ロペス、セルジ・ロベルト、アラウホに代えてハフィーニャ、ペドリ、イニゴ・マルティネスをスタメンで起用した。

一方、前節のラス・パルマス戦で4試合ぶりの白星を飾った7位ソシエダ(勝ち点54)は、その試合からスタメンを3人変更。古巣対決となる久保は2試合連続のベンチスタートとなった。

立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、ソシエダが22分にネットを揺らす。自陣左サイドのパチェコが供給したロングフィードからDFの裏に抜け出したベッカーがボックス左からシュートをゴールに突き刺したが、これはオフサイドの判定でゴールは認められず。

対するバルセロナは、38分にハフィーニャが右ポスト直撃のミドルシュートでゴールを脅かすと、その2分後に先制する。40分、中盤でパスを受けたレヴァンドフスキがDFを引きつけてスルーパスを送ると、このパスに反応したギュンドアンが敵陣まで切り込みラストパス。最後はボックス内に走り込んだヤマルがゴール左隅にダイレクトシュートを流し込んだ。

1点リードで前半を終えたバルセロナは、65分に後半最初のチャンスを創出する。ペドリからのパスをバイタルエリア中央手前で受けたハフィーニャが左足一閃。強烈なミドルシュートが枠をとらえたが、これはGKレミロが好セーブで阻止。

対するソシエダは67分、敵陣でパスカットしたブライス・メンデスがボックス中央から侵入しシュートを放ったが、左足から放たれたボールはゴール右に逸れた。

その後、ソシエダは70分にベッカー、パチェコ、アランブルを下げて久保、バレネチェア、ティアニーを投入する3枚替えを敢行。すると久保は、73分にボックス右横から中に切り込み左足を振り抜いたが、このシュートはGKテア・シュテーゲンのセーブに防がれた。

このまま試合終了かと思われたが、バルセロナはセットプレーからチャンスを迎える。バイタルエリア手前で獲得したFKからハフィーニャが直接ゴールを狙うと、ボックス内のオドリオソラの左手を直撃。主審は一度プレーを流したが、約2分後に行われたオンフィールドレビューの末にハンドが認められ、PKを獲得。このPKをハフィーニャがゴール右隅に突き刺した。

結局、試合はそのまま2-0でタイムアップ。ソシエダに完勝したバルセロナがジローナをかわし2位に浮上した。

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