厚木市 市民リポーターに30人 市長から委嘱状 厚木市・愛川町・清川村

市長を囲むメンバー

厚木市の広報番組「あつぎ愛テレビ」などでまちの魅力や市の取り組みを紹介する市民リポーターの委嘱式が4月9日に市役所で開催され、30歳から86歳までの市民ら20人が出席。山口貴裕市長から各自に委嘱状が手渡された。

同リポーターは市内の広報活動のサポートを目的に1999年に同市が設置。広報番組でのリポートをはじめ、広報あつぎの写真モデルやイベントの撮影を通じ、市の魅力や街の話題を発信している。2年に1度の公募・オーディションを経て、新たに9人が加わり30人のメンバーが決定した。

当日は、山口市長が委嘱状を一人ひとりに手渡し、「これから2年間に渡り厚木の魅力を市内外問わず全国の方々へ届けてほしい」と激励した。

委嘱式終了後の説明会では、長年市民リポーターを務める白貝眞理子さん(67)が、心構えや発声のポイントなどを講義し、その場で積極的に質問するリポーターの姿が見られた。

今回初めてリポーターになった齊藤和美さん(59)は、「厚木が好きで、少しでもこの街の力になりたいと思い応募した。自分の言葉で厚木の良さを皆さんに伝えられるよう頑張りたい」と、決意を新たに話した。

市では、リポーターの活用に向けて今後、広報番組でリポーター自らが伝えたいことやチャレンジしたいことを披露する、新たな企画を予定しているという。

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