本格市場デビュー3年目を迎える秋田県のブランド米「サキホコレ」の栽培が今年も始まった。県や農業団体などでつくる秋田米新品種ブランド化戦略本部は、品質管理を徹底しながら増産を図るほか、多彩な媒体を活用した販促活動にも力を入れる。
戦略本部事務局の県秋田米ブランド推進室によると、2024年産は18団体955経営体が計1647ヘクタールで栽培し、9千トンを販売する計画。23年産は17団体877経営体が1302ヘクタールで栽培。首都圏を中心に約6600トンが販売されており、今年は面積、販売数量ともに増加させる。