「信頼されていたわけではない」交代後に2失点で重要性際立つも...遠藤航に現地メディアは厳しい評価「この夏、大幅なアップグレードが必要だ」

現地時間5月13日に開催されたプレミアリーグ第37節で、日本代表のMF遠藤航が所属する3位のリバプールは4位のアストン・ビラと敵地で対戦し、3-3で引き分けた。

リバプールは開始1分にオウンゴールでいきなり先制に成功。12分にはミスからカウンターを受けて同点弾を奪われるも、23分にコディ・ガクポが勝ち越しゴールをゲット。さらに48分にも、ジャレル・クアンサーがヘッドで追加点を決めて3-1とする。

しかし76分に遠藤を交代させると、85分に自陣でのミスから失点し、1点差に詰め寄られる。さらにその3分後にも、中央を突破されて同点ゴールを献上した。

【動画】遠藤航の絶妙パス&ロングフィード
この一戦で4-3-3のアンカーで3試合連続の先発出場を果たした遠藤は、気の利いた守備、攻撃の起点となるサイドチェンジや縦へのパスを披露していた。

それでも、日本人MFに対してリバプールの専門メディア『Liverpool.com』は、厳しい評価をしている。「6点」をつけて、「十分に堅実ではあったが、狭いエリアでは信頼されていたわけではなく、チームメイトたちは他へボールを回そうとした」と寸評を添えた。

また、「5点」の低評価をした『This Is Anfield』も、「上手くボールを動かし、何度か良いカバーリングを見せたが、レッズに主導権を与えられなかった。この夏、大幅なアップグレードが必要だ」としている。

リバプールは19日に行なわれる本拠地アン・フィールドでの最終節でウォルバーハンプトンと激突。遠藤は良い形でシーズンを締め括れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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