アンディ・サーキスとウディ・ハレルソン、第二次世界大戦を舞台にした心理スリラー新作で共演へ

アンディ・サーキスとウディ・ハレルソンが『ザ・マン・ウィズ・ザ・ミラキュラス・ハンズ』で共演する。第二次世界大戦中の1939年を舞台に、実話に基づいた同心理スリラー新作では、『ランパート 汚れた刑事』や『メッセンジャー』などで知られるオーレン・ムーバーマンが監督を担う。

この新作では、政治に無関心な有名医療マッサージ師フェリックス・ケルステン(ウディ)が、ナチス・ドイツで最も恐れられていた人物の1人、ホロコーストを計画した親衛隊の指導者ハインリヒ・ヒムラー(アンディ)の目に留まり、専任マッサージ師となる姿を描く。

ヨーロッパで戦火が広まる中、病気を抱えていたヒムラーの権力は増大する一方で体調は悪化、ケルステンは、ナチス・ドイツ最上部の意思決定に影響をもたらすことができるというユニークな位置にあることを知り、命の危険を覚悟で、医療技術を武器にヒムラーがヒトラーに対抗するように仕向け、多数の命を救うことに成功した。

プロデューサーの1人である『Codaコーダ あいのうた』のフィリップ・ルスレは、デッドラインに「私たちはオーレンとこの作品の構築を長らく続けてきました。彼の脚本は非常に素晴らしいものです。長い時間をかけて育まれた彼とウディの関係を基盤に、アンディや(製作会社)SNDのコラボレーターの方々と共にこの驚くべきストーリーに命を吹き込むことを楽しみにしています」と意気込みを語っている。

© BANG Media International