マーティン・フリーマン、世界的な児童文学「モモ」の映画化に出演

『ネバーエンディング・ストーリー』(「はてしない物語」)の原作者でドイツの児童文学作家ミヒャエル・エンデ。このほど、彼のベストセラーファンタジー作品の一つである「モモ」が映画化されることになり、主要キャストが明らかになった。米Deadlineが伝えた。

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「モモ」で主人公を演じるのは?

50カ国語以上に翻訳され、全世界で1300万部以上売り上げている「モモ」は、古いローマ円形劇場の廃墟に住む孤児の少女モモが主人公。話を聞くことで近所の人たちと仲良くなるモモだったが、ある時、“灰色の男たち”の出現により町の人たちの時間が奪われていき、誰もモモのために時間を割くことができなくなってしまう。この物語では、モモが時間を司るマイスター・ホラと出会い、みんなの時間を取り戻すために立ち向かう姿が描かれる。

本作の主役に抜擢されたのは、『ロックウッド除霊探偵局』や『デビルズ・アワー 〜3時33分〜』などに参加し、現在はParamount+で配信されている『Gentleman in Moscow(原題)』に出演中のアレクサ・グッドール。

‘Momo’: Alexa Goodall Stars As Orphan Girl In Adaptation Of Michael Ende’s Fantasy Novel; Araloyin Oshunremi, Laura Haddock, Claes Bang, Martin Freeman & More Round Out Christian Ditter-Directed Pic — Cannes Market https://t.co/uUNVGfsGE6

— Deadline Hollywood (@DEADLINE) May 6, 2024

明らかになったメインキャスト

メインキャストには、アラロイン・オシュンレミ(『トップボーイ』)、キム・ボドゥニア(『キリング・イヴ/Killing Eve』)、クレス・バング(『バッド・シスターズ』)、ローラ・ハドック(『ダ・ヴィンチと禁断の謎』)、ジェニファー・アマカ・ペッテション(『アガサ・クリスティー 名探偵ヤルセン』)、ダーヴィット・シュッター(『バーバリアンズ -若き野望のさだめ-』)、そしてマーティン・フリーマン(『SHERLOCK/シャーロック』)が名を連ねる。配役については現時点では明らかになっていない。

製作を担うのはクリスティアン・ベッカー(『THE WAVE ウェイヴ』)。脚本・監督はクリスティアン・ディッター(『ワタシが私を見つけるまで』)が務める。現在、クロアチアとスロベニアにて撮影が行われている。

「モモ」は1986年に初めて映像化されており、これには原作者のエンデも列車の男として出演。エンデの著者では他に「ネバーエンディング・ストーリー」の映画3作が1984年、1990年、1994年に公開している。(海外ドラマNAVI)

参考元:Deadline

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