「給特法の廃止を」教職員が働き方改革実現求め街頭活動

教員の働き方改革が議論される中、福岡県内の教員らが労働環境の改善を訴え街頭活動を行いました。

13日福岡市天神で行われた街頭活動には現役の教員などおよそ20人が参加しました。これは残業代を支払わない代わりに給与に一定額を上乗せする「給特法」の廃止を訴えるために行われたものです。

文科省の中央審議会がきのうまとめた提言案では、上乗せ分を月給の4%から10%以上に引き上げる案などが盛り込まれています。

主催した福岡県教職員組合連絡協議会は「これでは『定額働かせ放題』が続くことになる。給特法の廃止が業務の削減や教員の増員につながる」としています。

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