八代東高のバドミントンコート、国際大会仕様に 部員「踏ん張り利いて動きやすい」

新調された専用コートマットの上で練習する八代東高男子バドミントン部の選手たち=2日、八代市

 熊本県高校総体男子団体を27連覇し、全国大会で5度の優勝を誇るバドミントンの強豪、八代東高(八代市)体育館に国際大会と同じ仕様のコートマットが新調された。選手たちは「動きやすい。練習のモチベーションが上がる」と決意を新たにしている。

 コートマット(縦13・4メートル、横6・1メートル)は特殊なゴム製で、3セットを新調した。価格は1セット約192万円。2日は業者の説明を受けながら24人の部員がマットを敷いた。連休や大会直前などの集中して練習をする際に活用する。

 顧問の権藤浩二さん(62)は「トップの大会で使われるマットを練習から使えるのはありがたい」。齊藤礼主将は使い心地について、「足元の踏ん張りが利く。自分じゃないと感じるほど動けるので、コートが小さく感じる」と評価。「県総体を勝ち、インターハイでもベスト8の壁を破って、その上を目指したい」と意気込んだ。

 同校はラケットガットを張る専用マシン(1台約118万円)も2台新調。体育館の屋根や電気設備、武道場も改修された。(陣立昌之)

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