武田薬、認知症治療薬候補でライセンス契約 最大21億ドル支払いも

Atsuko Aoyama

[東京 14日 ロイター] - 武田薬品工業は13日(米国時間)、アルツハイマー病の治療薬候補に関して、スイスのバイオ企業ACイミューンとライセンス契約を結んだと発表した。契約一時金として1億ドルを支払い、開発・商業化の状況などに応じ最大で21億ドル支払う可能性がある。

ACイミューンは現在、臨床試験(治験)を進めている。武田がオプションを行使した場合は、それ以降の臨床開発を武田の費用負担で行い、世界各地での申請や全世界での商業化の責任を負うという。

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