レンジャーズ・セミエンとナショナルズ・ロサリオが週間MVPを受賞

日本時間5月14日、2024年シーズン7週目の週間MVPが発表され、ア・リーグはマーカス・セミエン(レンジャーズ)、ナ・リーグはエディ・ロサリオ(ナショナルズ)が選出された。セミエンはアスレチックス時代の2019年6月以来キャリア2度目の受賞となり、レンジャーズからの選出は昨年6月のコリー・シーガー以来。一方、ロサリオはツインズ時代の2017年8月、ブレーブス時代の2023年8月に続いてキャリア3度目の受賞となり、ナショナルズからの選出は昨年7月にCJ・エイブラムスが受賞したとき以来となった。

現在33歳のセミエンは今季がレンジャーズに移籍して3年目のシーズン。7試合に出場して打率.419(31打数13安打)、2本塁打、7打点、OPS1.086の好成績を残し、キャリア2度目の週間MVPに輝いた。塁打(20)はメジャー1位、安打はメジャー1位タイの数字であり、得点(8)はリーグ2位、打率はリーグ4位、OPSはリーグ8位、出塁率(.441)もリーグ8位タイにランクイン。特に日本時間5月8日のアスレチックス戦では通算27本目の先頭打者アーチを含む自己最多タイの1試合4安打をマークし、今季の自己最多となる1試合5打点を叩き出した。今季ここまでチームの全42試合に出場し、打率.285、7本塁打、29打点、OPS.795と堅実な働きを見せている。

現在32歳のロサリオは今季からナショナルズに加入。5試合に出場して打率.467(15打数7安打)、3本塁打、5打点、3盗塁、OPS1.733の大活躍を見せ、キャリア3度目の週間MVPとなった。出塁率(.600)と長打率(1.133)はともにリーグ1位の好成績であり、本塁打と塁打(17)もリーグ1位タイ、打率と得点(7)はリーグ2位、盗塁はリーグ2位タイにランクイン。出場した全5試合でヒットを放ち、日本時間5月5日のブルージェイズ戦から7試合連続安打を継続中だ。今季は4月末時点で打率.088と極度の打撃不振に喘いでいたが、シーズン通算の打撃成績も打率.174、5本塁打、10打点、6盗塁、OPS.622まで持ち直している。

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