ボルダー、水沢高の本明佳がユース日本選手権初V

ユースA男子決勝 課題を完登し、ガッツポーズする本明佳(県山岳・スポーツクライミング協会)=12日、盛岡市・オノデラサインクライミングベース

 スポーツクライミングの第10回ボルダーユース日本選手権いわて盛岡大会は12日、盛岡市のオノデラサインクライミングベース(岩手県営運動公園スポーツクライミング競技場)でユースA(2007、08年生まれ)男子の決勝が行われ、本明佳(ほんみょうけい)(県山岳・スポーツクライミング協会、水沢高2年)が初優勝を飾った。

 県勢の優勝は17年第3回大会のユースB女子を制した、当時盛岡・松園中3年の伊藤ふたば(デンソー岩手)以来7年ぶり。本明は「地元の大声援に後押しされ、最後は気合で乗り切った。有言実行できてうれしい」と喜びに浸った。

 ユースAには65人が出場。本明は11日の予選を5位で通過。6人で争った決勝は、ただ一人、三つの課題を全てクリアし、本県初開催の同選手権で念願の頂点に立った。

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