国産品EC取引件数の増加幅最大は00年代生まれと60年代生まれ―中国

中国の国産品EC取引件数の増加幅最大は00年代生まれと60年代生まれとなっている。資料写真。

「中国ブランドデー」だった10日にショート動画共有アプリ「抖音(中国版TikTok)」のEC事業「抖音EC」が発表した「2024抖音EC国産品消費動向データ報告」によると、中国国産品の人気は高まり続けており、「90後(1990年代生まれ)」「80後(80年代生まれ)」「00後(2000年以降生まれ)」などの若者が最も国産品を好んで購入している。前年比での国産品取引件数の増加幅トップ3は「00後」「60後(60年代生まれ)」「70後(70年代生まれ)」だった。

地域別で見ると、国産品の取引件数トップ5は上海、北京、重慶、成都、広州。うち、上海の購買力が最も高く、食品の消費ニーズが非常に高い。北京の人々は「快適さ」を求めており、カジュアルな衣類を好んでいる。重慶の人々は自炊を好み、調味料や調理用品の取引件数が多い。成都の人々はオシャレ好きで、化粧水・乳液やスマホケース、リップグロスの取引件数が多い。広州の人々はきれい好きで、掃除用品の取引件数が多くなっている。

男女別で見ると、女性の消費者の方が国産品をたくさん買っており、取引件数の74%を占めた。女性が好んで購入しているのは、カジュアルパンツ、スキンケア用品、下着、インスタントの春雨/タニシ麺(米で作った麺とタニシのスープを合わせたスープビーフン)、洗濯洗剤などだ。男性の消費者は26%を占め、白酒(蒸留酒)、インスタント麺/ラーメン、ショートソックス、釣り道具、調理器具などを好んで購入している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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