【虎に翼】女性差別される描写に鈴木奈穂子アナもイラッ「腹立つ」「最後の人なんですか」

NHKの鈴木奈穂子アナウンサー【写真:ENCOUNT編集部】

『あさイチ』恒例の朝ドラ受け

NHK『あさイチ』(月~金曜午前8時15分)でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが14日、恒例の朝ドラ受けを展開。この日放送された『虎に翼』の第32回では、寅子(伊藤沙莉)がおしゃれをして花岡(岩田剛典)の司法修習後の試験合格を2人だけで祝う様子が描かれた。そこで花岡があることを寅子に伝える展開だった。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

花岡が寅子に伝えたのは赴任先が佐賀地裁ということ。寅子が暮らす東京から離れることになる。別れ際、2人の間に沈黙の時間が流れるが、寅子が食事の後、事務所に用事があって帰ると伝えたこともあり、寅子は「お互い頑張りましょうね」、花岡は「ありがとな、猪爪」と言って握手して別れた。去る花岡の背中に向けて寅子が「またね。体に気を付けてね」と声をかけたが、花岡は振り返らず右手をあげてこたえていた。結局、2人の関係が恋や結婚へと発展する流れにはならなかった。また、正式に弁護士になった寅子だが、女性ということを理由に仕事を断られてばかりいる様子も描かれた。

『あさイチ』の冒頭、鈴木アナは、寅子が女性を理由に仕事を次々に断られる様子に「腹立つ、見ていたら。最後の人なんですか」と顔をしかめていると、大吉が演じた俳優について「ぱっと見、石丸幹二さん」と冗談めかした。

その後、大吉は「でも、あれでお別れなのかしら」と、寅子と花岡の関係に言及。鈴木アナが「プロポーズがなかったですね」。大吉が「何か一言、欲しかったのかな」と言うと、華丸は「何回かパスは渡しているんです。寅子が気付かないんですよね。あそこで事務所にちょっと帰るはなしばい。花岡さんも振り返らなかったからね」と語った。

花岡が振り返らずに背中を向け手をあげて去る姿に大吉も反応。「かっこいい去り方でしたよね」と言うと「『あさイチ』で言うと田原俊彦さん以来ですね。スタジオから出る時。最後」と紹介。華丸も「ありがとうございましたってね」。大吉が「あれ以来」と言うと、華丸とともに田原が背中を向け右手をあげながら去る様子を息ピッタリで再現していた。ENCOUNT編集部

© 株式会社Creative2