全校生徒が23キロ踏破! 宇和高校三瓶分校「最後」の名物行事

23.4キロの道のりを歩き抜き、友人とゴールする宇和高校三瓶分校生

 宇和高校三瓶分校(愛媛県西予市三瓶町津布理)の名物行事「サバイバルウオーク」が9日あり、全校生徒14人が地域内の観光スポットを巡る計23.4キロのコースに挑んだ。行事は同校が2024年度末で閉校予定のため、今回が最後の開催。歩き抜いた生徒たちは「全ての『最後』の行事をいい思い出にしたい」と笑い合っている。

 同校最後の生徒となる3年生14人は、晴天に恵まれた9日午前8時40分に学校を出発。キラキラと輝く海面を眺めながら須崎観音(同市三瓶町周木)に向けて元気に歩いた。

宇和高校三瓶分校の名物行事「サバイバルウオーク」を楽しむ生徒たち
宇和高校三瓶分校の名物行事「サバイバルウオーク」を楽しむ生徒たち
「みかめ海の駅潮彩館」で生徒たちを後押しした保護者制作の応援パネル。地元に残るOBたちも「最後」の名物行事を満喫した

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